東京大学物性研究所 短期研究会

海外施設を舞台とした中性子散乱共同利用研究


日時 2014年1月29日(水)〜30日(木)
場所 東京大学物性研究所 本館6階 大講義室
主催 東京大学物性研究所 
 内容 中性子科学研究施設では、研究炉 JRR-3 に数多くの分光器を所有し共同利用に提供している。しかし、平成23年3月11日の東日本大震災以降、 JRR-3が再稼働しておらず、日本国内での共同利用運営が困難な状況となっている。そこで同施設では、共同利用に採択された研究課題を海外施設で実験する場合について旅費の支援を行っている。平成23年度は、米国オークリッジ国立研、オーストラリアANSTO、韓国KAERIなど海外施設からの援助申し出により、物性研採択課題の一部が転送され、多くの研究者が海外で実験を行う機会が得られた。また、平成24年度以降は、国内研究者に対して海外施設への課題申請を促し、採択された課題についての旅費支援を行っている。
そこで、本短期研究会では、物性研からの旅費支援により海外で実施された研究課題の成果報告を中心に発表を行う。さらに、旅費支援を受けていない研究者にも、海外施設での実験経験のある方々には幅広く集まっていただき、発表を行っていただき、物性科学の中性子研究者の情報交換の場とする。さらに、数多くの中性子散乱研究発表を通じて、 JRR-3が再稼働していない現状でも、日本の中性子散乱研究者のアクティビティは高い状態にあり、今後の定常中性子源の重要性を学術界の内外にアピールする。
 連絡先 東京大学物性研究所 益田隆嗣 04-7136-3415
 masuda@issp.u-tokyo.ac.jp

事務的な連絡は以下にお願い致します。
大串彩子 04-7136-3389
 a-ohgushi@issp.u-tokyo.ac.jp
 講演タイトル・
講演概要
締切
1月17日(金) 
 交通案内 空港・各駅から物性研究所へのアクセス 
 発表について ご自身のPCをご持参ください。
 プログラム 口頭発表プログラム案   ポスター発表プログラム案
冊子刊行 研究会の講演内容を中性子科学研究施設ニュースレター(NSL News Letter)として刊行することを計画しています。
ご講演のスライドのパワーポイントファイルまたはPDFファイルを休憩時間に集めますのでよろしくお願いします。