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海外実験旅行記report

アメリカORNL実験旅行記 (2019年10月31日〜11月12日)

活動報告写真 10月31日から11月12日までアメリカのOak Ridge National Laboratory(ORNL)にて非弾性中性子散乱実験を行ってきました。なんと出発日がハロウィンということもあり、空港では職員の方がコスチュームを着て仕事をしていました!!さらに、Boarding Passではチョコレートケーキを食べながら仕事をしていました。ああ、アメリカだな〜と思いながら始まった今回の実験でした。
 ORNLには原子炉を用いて核分裂によって中性子を得るHigh Flux Isotope Reactor(HFIR)と加速器を用いて各破砕によって中性子を得るSpallation Neutron Source(SNS)があり、今回はSNSのHybridized Spectrometer (HYSPEC)で実験を行いました。HYSPECはチョッパー分光器と呼ばれる装置たちの中で、ディテクターが動くという超クールな機能を持っています。ディテクターの位置を変えることで測定できる逆格子空間が広がるため、よりよい実験をすることが出来ます。データ解析には苦労を要しましたが、広い逆格子空間を測定することでかなり良い結果を得ることが出来たと思います。実験中は現地のBarryさんとMelissaさんに夜中にもサポートしていただき、大変助かりました。もはやサポートというよりやっていただいたような…本当にありがとうございました。写真はBarryさん(左)とHYSPECと一緒に。
 また実験の合間には近所のGreat Smoky Mountainやアウトレットモールに遊びに行きました。Great Smoky Mountainではドライブしただけでしたが、紅葉の時期だったので、とても楽しかったです。
 今回は実験の準備から解析まで、かなりのコミュニケーションをしなければいけませんでしたが、以前より格段に英語が話せるようになっていました!まだまだ未熟な英語力ですが、これからはより一層The Big Bang Theoryを見て勉強します(笑)


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