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研究室イベントeVENT

平成29年8月4〜5日 富士山山行記(M1 長谷川舜介)

 8月の上旬、暑さを感じるなか、益田研と東海に常駐しているスタッフで富士山登山に行ってきました。朝8時に東京駅に集合し、バスを乗り継ぎ12時頃に富士山5合目に到着。富士山のふもとでは晴れていた天気も5合目まで来ると、濃霧になっていました。気温も低くなっており、富士山の大自然との闘いが始まるのだと思わされました。1日目の予定は吉田口から登り始め、宿泊予定のホテルがある本8合目まで行くことです。我々は登り始めてから1時間ほどで6合目に到着し、約2時間で7合目まで行くことが出来ました。2時間も歩くとさすがに疲れましたが、もう7合目なら思ったよりつらくない。と思っていましたが本当の富士登山の大変さはここからでした。ここからは岩場が多くなり、足も心臓も苦しかったです。視界も相変わらず悪く、ただひたすら目の前の岩を乗り越えるのは精神的にも大変でした。7合目から3時間ほどでようやくホテルにつき、夜ご飯を食べ、すぐに就寝となりました。朝は1時~2時くらいに多くの方が山頂でご来光を見るために上って行かれましたが、我々はのんびりと4時起床で、ホテルから日の出を見ました。昨日の霧がうそのように晴れ、眼下には雲海、正面には日の出、とてもきれいな景色を見ることが出来ました。最後に90分ほど登れば山頂です。山頂の直前の鳥居では、河口湖や他の山々を見ることが出来、山頂からの景色はさぞ良いのだろうと思っていたところ、残念。山頂についたとたん雲がかかってしまい景色はあまり見られませんでした。お鉢巡りをし、小休止を挟んでから下山しました。帰りは予定を変えて、御殿場口の大砂走りから帰りました。ここは小さな石が積もった道が長く続いていました。はじめこそ走って遊んだりもしましたが、濃霧だったためもあり、進めど進めど景色が変わらず砂、砂、砂。そんな冥界かと思う道を3時間ほど進みようやく、5合目につき無事に人間界に降り立つことが出来ました。
 富士登山はとてもきつかったですが、誰一人リタイアすることなく全員で山頂に辿りついたことはとても嬉しく、このメンバーを誇りに思います。富士山の登頂に成功した自信を研究でも生かし、大変なことがあっても、それを乗り越えて頑張っていこうと思いました。


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