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最近の研究成果よりnew informetion

スピントロニクスの方法を活用しスピン液晶状態の特徴を初めて解明


分子研、茨城大、東大総合文化、東大物理工学のグループと共同で、スピントロニクス分野のスピン流による熱電効果を活用し、輸送測定でスピンネマティック(スピン液晶)磁性体に特有のマグノン分子の兆候を検出することに初めて成功しました。本研究の成果は、未解明な部分が多いスピンネマティック磁性体の輸送特性を明らかにした初めての実験であるとともに、スピントロニクスの方法論が、応用面ばかりでなく、磁性を中心とする物性の基礎研究においても顕著な力を発揮することを示しています。この成果は、2019年9月12日(米国東部時間)、Physical Review Letters誌に掲載されました。

詳細は、原著論文もしくは茨城大学のプレスリリース記事をご覧ください。
プレスリリース
https://www.ibaraki.ac.jp/news/2019/09/13010519.html
原著論文
https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.123.117202


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